大切なMacを綺麗に使いたい!でもMacBookの場合は持ち運びが前提ですので、部屋の中の移動でもしているといつの間にか傷を付けていることがあるとおもいます。
やっぱり、大切なMacを傷つけてしまうのは嫌ですし、いつまでも綺麗な状態にしておきたいものです。
そこでMacにカバーを付けようと、AmazonやAppleStoreを覗くと色んなケースが売られているんですよね。
綺麗な色や素敵なデザインのケースはありますが、MacBookのリンゴのロゴが隠れてしまってたりで、結局『コレだ!』というケースは無かったりするんスよね。
そこで、欲しいものが無ければ作っちゃえばいいじゃない!という事で、レザーを加工してオリジナルのシェルケースを作成しちゃいました。
MacBookProの購入以前。昔々、まだPowerBookG4を使っていた頃のお話。
Mac本体に大きな傷を付けてしまいました。それがあまりにもショックだったので、その傷を隠そうと、Macにカバーをつける事にしました。
アルミ製のMacカバーを購入して、バイクの塗装屋さんに色を塗って貰って、
世界に経った一つのオリジナルのカバーを作ったのです。
7年程前の話。
でで、その作ったカバーがコレなんです。
ちゃんとAppleロゴが見えるように穴が空けられているのがお気に入りだったのですが、塗装の艶がなんとも安っぽい感じがしてたのが少し不満でした。
さて、今回はMacBook Proのカバーを作成したいと思います。
しかし、残念な事に以前に購入したアルミ製のMacカバーは製造中止でもう手に入らなくなっちゃったんですね。
そこで、欲しいものが無ければ作っちゃえばいいじゃない!という事で、安く手に入る、プラスチックのシェルケースを加工してしまおうと考えたのです。
ついでに、以前に作ったカバーが安っぽかったので、カバーにレザーを張って少し高級な感じを出す事にしました。
【材料】
・プラスチックカバー
・オレンジレザー(ヌメ革)
・接着剤
作成するのは林檎型の穴の空いたMacBook Pro用レザー製のカバー。
市販のプラスチックのケースに革を張るのですが、市販のケースには林檎の穴は空いていません。
そこで、まずはこのカバーに林檎型の穴をあけます。
林檎の型を鉛筆と油性マジックで描きます。
この型は、昔に作ったアルミ製のカバーを使って描いていきます。
次に、この線にそってピンバイスで穴を空けていきます。
線を残すように内側をひたすらくりぬきます。
小学校のときにミニ四駆で肉抜きをした事がある人なら懐かしい作業かと思います。
ただ、問題はこのプラスチックのケースめちゃくちゃ硬くて穴が空きにくい。
穴が空いたらこんな感じ。
あとは、この穴を綺麗に整えます。ナイフとヤスリでひたすら削って整えます。
一度、確認の為にMacBook Proにケースを装着してみます。
この確認は、削りながら何度もした方がいいかと思います。
ズレが無いかを確認しながら少しずつ穴を整えて行きます。
さて、次にオレンジのレザーをこの穴のあいたケースに貼付けたい所ですが、
問題が見つかりました。
このプラスチックケースの角に目をやると、文字のような凹みがあります。
このまま革を張ると、うっすらと凹みが現れるような気がしますので、この凹みをパテで埋めます。
マスキングテープで余分な部分を隠して、必要以外の部分にパテが付かないようにします。
パテは乾く過程で縮む性質があるので、多めに盛りつけます。時間が経って乾いて来た段階で、凹みが見え始めたら、さらにパテを盛りつけると良いでしょう。
パテを塗って乾くまで数日放置します。
僕は念のため2週間ほど放置しました。
マスキングテープを先に剥がしたくなりますが、せっかく埋めた部分まで一緒に剥がしてしまう可能性があるので、剥がす前にひたすら平らになるように紙ヤスリ等で削ります。
真っ平らになったら剥がしてもいいでしょう。
そして、次はとうとう革張りですが、その前にカバーの表面加工をしなければいけません。
と、いうのも、カバーの表面がすべすべしているので、このまま革を接着すると剥がれてしまう可能性があります。
ですので、カバー全体を紙ヤスリで削って傷を付けます。
このように傷を付けると、接着剤が染み込み密着しやすくなります。
接着剤が乾くまで数日放置したら、革を林檎型に切り抜きます。
林檎の穴の空いた部分に、鉛筆でくり抜くための下地を描きます。
今回の記事は3年前にmixi日記で書いたものを加筆・修正したものなんですが、そろそろ新しいMacの購入に合わせて、カバーも作り直そうと思ってるんですね。
んで、次に作る時の参考になればと思ってまとめ直しました。
オリジナルのカバーを作る事自体あまりないかと思いますが、欲しいものはこうやって自分で作ってみるのも案外良かったりするものです。愛着もわくし。
興味があったら、皆さんも是非チャレンジしてみて下さい。
僕は、次作る時には革職人さんにじっくりお話を聞いて作って見たいですね。
バイチュ〜♪ (。^3^)ノシ⌒★
お わ り