この記事は VALU で投稿された記事を加筆修正して再度記事にしたものです。
『全部まるっとオイラの所為』
オイラは歪んだ人間なので、歪んだ上でいい人なので、
性格は悪くないと自分で言うこと、
信用積むことが1番大事と言うこと、
が自分ではできないし、もうそんなこと言ってる自分がキモくて仕方がない。
何がキモいって性格は悪くないと自分で言えるほど自信を持っていることと、
信用を積むんだ!と言う他者から一方的に授かるものを取引の材料の様に得ようとして自分の利益にしようとしてしまうことです。
自分だけが得をすればいいと思っているけれども、そんなことは口が裂けても言いたくないし、悟られたくない。
もうそれが自分の中で許せなくて、でもそれを受け入れないといけないと苦しんでおりました。
ある日、そんなジレンマの中で導き出した答えがあります。
それが、
『全部まるっとオイラの所為』
と言うことです。
良いことも悪いことも全部オイラの所為にしてしまえば、それを返す人用はなくなるでしょう。
あなたのおかげです。心から感謝します。といえば、そのお返しはしなきゃいけないって、いいひとであるならば無意識に思ってしまうものでしょう。
それはしんどくありませんか?
だから皆はオイラの助力でたとえ上手くいったとしてもありがとうとか、感謝いたしますとか、心からお礼申し上げますとか言わなくていいから、代わりに「うまく言ったのは全部たぁくんの所為だ!」
って言ってくれたらいいよ。そしたら皆オイラにお返ししなくていいでしょ?
伊達に好きなお伽話が『幸福の王子』と『泣いた赤鬼』じゃないでしょ?
オイラの思想がよく現れたキャッチコピーだと思います。