作品データ
■ タイトル この国の空
■ 劇場公開日 2015年8月8日
■ 製作年 2015年
■ 製作国 日本
■ 配給 ファントム・フィルム、KATSU-do
■ 上映時間 130分
ストーリー
1945年、戦争末期の東京・杉並区。度々空襲の脅威にさらされまともな食べ物も手に入らない中、19歳の里子(二階堂ふみ)は母(工藤夕貴)や叔母とともに健気に暮らしていた。隣りに住む市毛(長谷川博己)が弾くヴァイオリンの音色が聞こえてくるとき、里子は心なごませることができた。市毛は徴兵検査の結果丙種となり赤紙を免れ、妻子を疎開させ一人東京に残っていた。戦況は日を追うごとに悪化。終戦は間近だという噂もあるが、到底結婚など望めそうもなくこのまま戦争で死んでいくのかもしれないという不安を抱える里子。一人で暮らす市毛の身辺の世話をしていくうちに、いつしか里子の中の女が目覚めていく――。
解説
「さよなら歌舞伎町」「海を感じる時」「共喰い」などの脚本を手がけたベテラン脚本家・荒井晴彦の18年ぶりにメガホンをとった監督作。谷崎潤一郎賞を受賞した高井有一による同名小説を原作に、戦時下を生きる男女の許されない恋を、二階堂ふみと長谷川博己の主演で描いた。終戦も近い昭和20年。東京・杉並の住宅に母と暮らす19歳の里子は、度重なる空襲におびえながらも、健気に生活していた。隣家には妻子を疎開させた銀行支店長の市毛が暮らしており、里子は彼の身の回りの世話をしている。日に日に戦況が悪化し、自分は男性と結ばれることのないまま死ぬのだろうかという不安を覚えた里子は、次第に女として目覚めていくが……。
スタッフ
■ 監督 荒井晴彦
■ 原作 高井有一
■ 詩 茨木のり子
■ 脚本 荒井晴彦
■ 製作 奥山和由
キャスト
■ 二階堂ふみ
■ 長谷川博己
■ 富田靖子
■ 利重剛
■ 上田耕一
台詞がいいね。 言葉の内容ではなく、言葉の発し方が良い。 好きか嫌いかでいうと好みではない。でも、良い雰囲気。 何が良い雰囲気なのかというとね、 小津安二郎 監督などの昔の邦画っぽい雰囲気。 なんかのインタビューにも書いていたけれども、二階堂ふみは小津監督の作品を見直して研究したって言ってたし。 ホント音だけ聞くと、昔の映画見ている気分なんよ。 そこが良かったのだけど、好き嫌い分かれるわなぁ〜。 でもなかなか味わえない雰囲気の映画だったから良かったよ。 物語の世界に引きずり込む映画だと思うね。 引きずり込むことができる映画っていうのはそれだけですごいのだけれども、そういう映画だからこそ感情移入もしてみたかったのよ。 感情移入できるからといって良い悪いって話ではないのだけれども、それでもその世界に引きずり込む作品であったからこそ、おいらは二階堂ふみに恋をしたかったのよ。 違う世界に飛び込んで体験したことの無い様な雰囲気の中で感情を揺さぶられたかった。でもねまったく感情移入しなかったんよ。残念ながらね。 それはやっぱり、劇中の二階堂ふみがおいらの好みではなかったからだと思うんだな。 バイチュ〜♪ (。^3^)ノシ⌒★ つ づ く @TKMS_all4Aさんをフォロー