他人の時間展とヴォルフガング・ティルマンス展行ってきましたよーっと | いんすたにっき

 
ちょいと時間が空いたので、国立国際美術館に行ってまいりました。
観てきたのは『他人の時間展』と『ヴォルフガング・ティルマンス展』どちらもなかなか興味深いけれども、自己と他者について悩むおいらにとっては『他人の時間展』に心惹かれたかなぁ。
 

個人的には他人の時間が好みかなぁ。#ティルマンス #他人の時間

TAKAMASA TASHIMAさん(@tkms_all4a)が投稿した写真 –

         
他人の時間
TIME OF OTHERS
http://www.nmao.go.jp/exhibition/index.html
■会 場:国立国際美術館B3階
■期 間:2015年 7月25日(土)〜9月23日(水・祝)
■時 間:10:00〜17:00、金曜日は19:00まで (入場は閉館30分前まで)
■観覧料:一般 900円 大学生 500円  
 


 
ヴォルフガング・ティルマンス
Your Body is Yours
http://www.nmao.go.jp/exhibition/exhibition_b2.html
■会 場:国立国際美術館B2階
■期 間:2015年 7月25日(土)〜9月23日(水・祝)
■時 間:10:00〜17:00、金曜日は19:00まで (入場は閉館30分前まで)
■観覧料:一般 900円 大学生 500円   
 

 


 
 
『他人の時間展』を観覧したのは、2回目。
午後にぷらぁ〜っと出かけるので、なかなか二つ同時に見れません。
この前、朝に映画をみて、1日充実した気分を味わえたので、朝から美術館に行くのも良いのかもしれないね。やってみるべきだね。
 

国立国際美術館行ってきた。もっとゆっくりみたいなぁ。朝から行くべきなんやろうけども…。
TAKAMASA TASHIMAさん(@tkms_all4a)が投稿した写真 –


 
 
印象深いのはカレンダー。
誰も写っていない空間(場所、広場、部屋)の写真の未来のカレンダーが部屋全体を使って壁一面に張り巡らされているのは、自分がおいてけぼりに会ったような、妙な孤独感と写真を通して広がる世界に圧倒されたんよね。
言葉にするとチープやけれども、この感覚を表す言葉が見当たらない。
一枚一枚のカレンダーをみても何も感じないのよ。ただ誰も写っていない、部屋の写真。それが全身を使ってみなければいけない大きさの視覚全体に現れることで孤独感を感じるのかな?
なかなか面白かったんぁ。
 
 
時計の展示も面白かった。
時計の展示スペースには、三面の壁に文字盤の無い時計がずらりと並べられていて、赤い秒針だけがぐるぐる回っているのね。
その秒針は全部回るスピードが違っていて、ゆっくりまわるのもあれば、早く回る張りもあるのよ。そして一周まわると「チンッ」てベルが鳴る。
展示スペースの入口には、レシート出すような小さなプリンターがあって、そのプリンターのボタンを押して、バーコード発行するの。
そのバーコードが何なのかわからないけれども、とりあえずそれを持って一つ一つの時計を巡りみて回る。
針の回る音とベルの音が鳴り響く中、まわるスピードの違う時計をみて回ると、時計の下に小さなキャプションが付いているのね。
書かれていたのは『肺癌による死亡』となりは『冠動脈性心疾患による死亡』
赤い針が一周回るたびに、キャプションに書かれていることが起きているという事なんやとわかった時にゾッとした。
んでもって、展示スペースの出口には入口にあったような小さなプリンターと、バーコードリーダーがあるのね、そのリーダーで入口でゲットしたバーコードをかざすとまた紙が出てくるのよ。その紙を広げてみるとね、

あなたがここに滞在していた間

TAKAMASA TASHIMAさん(@tkms_all4a)が投稿した写真 –

あなたがここに滞在していた間

肺癌による死亡   10.98
冠動脈性心疾患による死亡   36.58



 

まさに他人の時間。普段意識する事の無い他人の時間が視覚と聴覚で体感してしまうのよ。
 


 
 

WolfgangTillmans Your Body is Yours ヴォルフガング・ティルマンス 展に行って来た! #ティルマンス
TAKAMASA TASHIMAさん(@tkms_all4a)が投稿した写真 –


 
『他人の時間展』を観た後にTwitterで『国立国際美術館』を検索してみると、結構多くの人が『ティルマンス』面白かったーとつぶやいていたので、後日みに行く事にしたんよ。
美しい写真ではあったけれども、心惹かれる部分はあまりなかったんよねー。
こういう時に他の人の意見を聞いてみたい。
どこがどう魅力的で、どこが凄くて惹かれるのか?
個人的に好きだったのは、紙に単一色を光沢印刷したものの展示や、それを丸めたものを撮影した写真が美しいと思った。
あれはいいね。あれは好き。色の美しさを感じれる。影や反射で微妙に変わってしまう色の不安定さと、色の持つ力強さを感じれる。
なんか、そればかり見ていた気がするなぁ。
幼い頃に色紙や色画用紙を並べてみていたのを思い出すね。丸めたり、折ったり、光にかざしたり、影をつけたりして見入っていた時を思い出した。
特に気に入ったのは、黄緑一色に光沢印刷した紙をロールしたものを撮影した写真。
あれは綺麗だった。形は雫みたいで、へっこんでいる部分が出っ張っているように見えたり、若葉の明るい緑のようにも見えたり。なかなか引き込まれる写真だったなぁ。
 
 


 
たまにこうして美術館を見て回るけど、こういうのは習慣化したいよね。
どうも一人ではみる気になれなくて、それはいかんと!ケツを叩いて無理して見に行くけれども、なかなか動け無い。
みると感動するんだから見ればいいのにね。
やっぱり、どんなに苦しくても、楽しい事をする努力っていうのは必要だね。
 
バイチュ〜♪ (。^3^)ノシ⌒★
つ づ く

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この記事を書いた人

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