TarCoon☆CarToonの星の意味について論ぜよ。
という、謎の課題を与えられ、今こうしてキーボードを叩いている。
のであるが、正直なところ、TarCoon☆CarToonの星についてなど、これっぽっちも興味はないのである。「TarCoon☆CarToon」という記号を目にしたところで、その真ん中に鎮座する星に意識を向けたことなどなく、ましてその意味について考えたことなど一度もない。
しかしながら、それについて何か書け、という無茶振りをしてくるのがTarCoon☆CarToonという存在である。書けと言われれば、書かざるを得ない。つまりはそういうことなのだ。
成り行き上仕方がないので、星について少し考えてみることにする。
TarCoon☆CarToonの真ん中にある星、と言われて、最初に思い浮かんだのが往年の歌手、つのだ☆ひろの名前の間にある星のことだ。
つのだ☆ひろの星は、発音しない。ただ、名前の区切りを明確にしたいというために挿入された記号である。しかしネタ的に「つのだほしひろ」と読まれることもあるという。つのだメリー・ジェーンひろ、の方がより適切ではなかろうかとも思うのだが、どうもそうではないらしい。
もちろん、TarCoon☆CarToonの星についても発音はしない。TarCoon☆CarToonの正式な呼称は「たぁくんカートゥーン」。たぁくんほしカートゥーンでも、もちろん、たぁくんメリー・ジェーンカートゥーンでもない。
しかもTarCoon☆CarToonの場合、発音する際の、たぁくんとカートゥーンの区切り位置は明白である。つまりTarCoon☆CarToonの星には、名前を区切るための記号という意味すらないのだ。
星が持つ意味の大きさとしては、つのだ☆ひろの星以下。マジでただの記号。
TarCoon☆CarToonが数多く持つ「お約束」のひとつ、と言える。
ここから導き出される結論は、TarCoon☆CarToonの星は様式美である、ということであろう。
TarCoon☆CarToonは様式美のみによって成り立つ存在。実体を持つことなく、定義された「お約束」のみによって成立している存在なのである。
というわけで、表題に掲げた「TarCoon☆CarToonの星は、つのだ☆ひろの星であるか?」という問いについては、発音の区切りとしては同一とは言えないが、
様式美としては同一と言うことができる、という一応の結論を見た。
TarCoon☆CarToonの星の様式美としての側面、後付けの意味については、今後も考察が続けられる必要があると考える。機会があれば、またこの場で論考を積み重ねたい。