TarCoon☆CarToonの声とメッセージを短い音楽に載せて動画にしました。
本来はYouTubeなどの番組でコーナー切り替えに使う予定でジングルやアイキャッチとして作り始めた動画です。
子供番組のショートスポット動画みたいに教育に役立つ様な役割りを与えれたらいいなと思っています。
ショートスポットシリーズとは?
音楽を作成できるアプリケーション『GarageBand』で曲を作って、日々iPhoneで撮り溜めてた日常の映像を組み合わせて作る短い映像作品です。
セリフはツイートからの引用で、TarCoon☆CarToonが声をあてている。
なぜこのシリーズを始めたのか?
制作のきっかけは、制作などの仕事用にiPad Proを買ったが、動画の編集や写真の加工などの制作は使い慣れたMacBook Proでやってしまう為なかなかiPadを使う機会がなく、どうしたものかと悩んだ挙句いままでやってみたいと思っていながらチャレンジしたことがなかった音楽制作をiPadで全てやってしまおうじゃないか!とスタートしました。
その思惑通り音楽制作は全くやったことがなかったので、GarageBandが使いにくいと感じることはなく、またクリエイティブに慣れていないので、他のソフトやファイルを行き来することもなく、楽曲を制作する時はGarageBandだけに集中せざるを得なかったのも功を成したのかもしれません。
これがイラストや動画ならば複数のフォルダから様々な素材を引っ張ってきて、組み合わせて作るなど制作用のアプリケーション以外も触ることが多かったので丁度よかったのかもしれません。
ただこれも慣れてくると、音源の素材を動画や、別のプロジェクトファイルなど色んなところから持ってきて作ることになるので、やはりMacBookProで作業することになるのかもしれません。ちなみにGarageBandとの上位互換性を持つLogic Proは購入済み。
Logic Proの音源の素材をGarageBandで使おうと思って購入したが、ファイルの行き来や移動の効率が悪く断念しました。
アイデアが固まるまで
iPadで制作することが目的だったので、何を作りたいのか?というのがなかった訳です。
特段こんなものが作りたい!あんなことをやりたいという思いを持っていたわけでもないので、なかなかどの様なものに仕上げるのかという考えが固まるまでに時間がかかりました。
しかし丁度この企画が始まる以前に、YouTubeをやるというアイデアがあったので、その企画に合わせて、YouTubeで使用するジングルなどを手始めに作ってみるのはどうか?ということから、手始めに3曲ほど作ってみることになりました。
その時のアイデアは、子供たちにTarCoon☆CarToonを知ってもらうことが目的なのだから、子供向けのテレビ番組「ポンキッキシリーズ」を参考にしようというものでした。
ShortSpotの名前の由来
音楽を作るにしても音楽論を知らなければ曲に攻勢があることを知らなかったので短いものから作る方がいいだろうと参考になったのです。その中で非常に参考になったのが番組の中の一つのコーナーとしてあるスケッチコメディー(Sketch comedy)です。スポット、ショートスケッチとも呼ばれるこのコーナーは、文字や数字など基本的概念やしつけに関わる幼児教育について簡潔に伝える内容で、音楽の愉快さと簡単な短い言葉がとても印象的な映像作品が多数ありました。
ShortSpotの名前の由来は、この「ポンキッキシリーズ」の『スポット映像』、または『ショートスケッチ』から取られています。
映像作品の構成
作品の構成はとてもシンプルです。
カット割がされていないワンショットのシンプルな映像に、音楽が流れ、作品の中盤、または終盤に短いセリフとTarCoon☆CarToon
の顔が描かれたイラストが登場するというもの。時間にして大体15秒から30秒以内のものが多いです。これはシリーズの名前の由来にもなった、ポンキッキのスポット映像も同じぐらいの尺で作られていることにも影響されています。
しかし、この動画の構成は単にポンキッキだけが影響されたものではないな、ということに気づいたのです。
シンプルなアイデアの源泉
20作ぐらい作った時に、これはどこかでみた事が構成だなと後から気づいたのですが、このシンプルな映像にシンプルな音楽と短いキャッチフレーズとタイトルという組み合わせで作られたCMを思い出したのです。
それがキューピーのCMです。幼い頃からテレビで見ていたキューピー3分クッキングの合間に流れていたCMです。その心地よさと妙なエモーショナルな雰囲気、懐かしさのある映像がふと思い浮かび、これに影響されて作っているということに後から気付かされました。
確かにとても大好きなCMでしたし、今でもCMを見かけるとじっと見てしまうぐらい惹きつけられる作品です。
それを、このShortSpotシリーズと比べて話すのはとても恥ずかしいことではあるのですが、いつか意図的に美しい作品を作りたいと思います。
作ったと言っていいのだろうか?
GarageBandで作られる楽曲は、どれも目的やテーマを持って作ったものではなく、もともとGarageBand内に収録されているフリー音源を聞いてイメージを膨らませ組み合わせていってます。
目的意識のないこの作品はクリエイターの立場の方からすると、とても作ったとは言えない代物で、ただ音の羅列でしかなく作っただなんて烏滸がましい。できてしまったというのも恥ずかしい。果たしてこれで作品ができたというのは良くないのではないか?と思いながらいつも作品を作っています。
組み合わせだけで作れてしまう
それに対して映像も同じようなもので、これまで日常的に思い出として撮影してきた動画を、iPhoneの中から探して楽曲に合いそうなものを組み合わせています。だもんでこれも流石に作ったとはいえず、偶然の出会いや組み合わせの奇跡を狙ってやっただけなので、これが評価なんてされてはいけないなとの思いながら、楽曲の雰囲気を伝えるのに効果的なものを既存のものから探していました。
この作品におけるオリジナリティ
そんな中で最も意図的に考えているのはTarCoon☆CarToonのセリフです。その言葉だけは映像と音楽で伝えたいと願っている動画の根幹にあたるものなので、言い方の妙や少しズレているけれどもそのズレそのものにTarCoon☆CarToonが表現されるように組み合わせています。
後悔と恥ずかしさと、諦める気持ち
長い間、自分の作品の制作から距離を置き、そんな最中突然表現の自由さを与えられて、その自由さに自由であるが故にその選択肢を狭められてしまって、何をどう作ればいいかわからなくなってしまっていることに気付かされました。
表現というものが自分の中で曖昧になっていっている中で結局何もできていないことを思い知ったわけですけれども、だからこそその恥を忍んで、これこそが自分の作品だと覚悟をしてこれからも作っていきたいと思いました。
将来の為のパイロットフィルム
この動画はシリーズは全てバージョン管理できるようにネーミングしています。飽く迄もパイロットフィルムとして作っています。
デモ制作やアイデア出しとしてのガレージバンド、イメージを共有する為の撮り溜めてきた映像。それらを現すセリフ。修正を重ねてより面白いものに完成させていければと思っています。
今後の展開
短い映像作品のシリーズでやりたいのは、1シーンの短い物語ですね。きちんと物語るということ、伝わる演出を画面で見せるということをやってきていなかったので、画角とカットの繋がりで物語る映像はシリーズでやってみたいと思っています。
それは人物が映っていなくても、セリフがなくてもできることではあるので、チャレンジできると思います。
それでもやっぱり、芝居の付いた人物を効果的に見せるというは、自分の目標としてチャレンジすべきことだと思います。
映像を作る人間にとっては、やはり画面で伝えなければいけません。それができていなかったという反省はあります。
文字や音声に頼るのではなく、画面に映り込んだ映像だけで伝えるという心構えで作っていきたい。そう思います。
これからも作品を作っていくので、応援していただければとても嬉しく思います。
制作した動画と音楽
不定期に投稿される作品をまとめてみれる動画のリンクです。
Original Instrumental
演奏のみの台詞なしインストバージョンです。
映像は作曲に使ったiOS用の初心者向けの音楽制作ソフトウェア『ガレージバンド』の操作画面をキャプチャーしました。
NFTでの販売
この動画はNFT(証明書付き)です。OpenSeaで購入できます。
NFTとは、ブロックチェーン上で発行及び取引される「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のことです。
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TarCoon☆CarToonの『ShortSpot』シリーズはデジタル証明書付きで購入し、売買(二次販売)できます。取引には仮想通貨を持ちます。
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