2000年にOVAで発売されたフリクリが2018年映画化された。オルタナとプログレ!いい感じにフリクリサーガが生まれそう!
大好きだったフリクリ青春だったフリクリ。何もかもドンピシャにおもしれ〜〜〜〜って感動したフリクリ。
大人たちは何が面白いの?って言っていたフリクリをおいらは貪り食うように何度も見ていた。
少ないこずかいでOVA買った!TSUTAYAでレンタルじゃなくて買った!それだけ金と精神を注いだ作品フリクリ。
今回はその感想色々
フリクリ OVA版の魅力
感受性が最も豊かな時期に出会えたフリクリは、何もかもめちゃくちゃだった印象がある。
場面ごとにガラリと変わる演出。まとまりのないあらゆる表現方法を使っているのに一本の作品に見れてしまうから面白い。それは個性的なキャラクターや、音楽の影響が大きかったのかもしれない。
the pillowsの曲
the pillowsというバンドの存在を知ったのはこの時だったのかもしれない。
フリクリを見て早速TSUTAYAに行ってCDを借りる。MDに入れて持ち歩く。
当時高校生でthe pillowsを知っている人ほとんど居なかった。
バンドやってる友達も知らなかった。洋楽?って聞かれるぐらい。
なんか誰も知らない曲を俺は知ってるんだぜ!っていう優越感もよかった。
フリクリっていうアニメの影響っていうのは内緒。
オタクの友達にはこのアニメすげーから見ろよ!って薦めても誰も興味を示さなかった。
紙の箱パッケージに入ったDVD
デザインに好奇心を抱いたのもフリクリがきっかけだったのかもしれない。
初期ロットのフリクリDVDは紙の箱に入ってたんですよ。マットな質感の紙にビビットな原色系の単一色でデザインされたパッケージがカッコ良くて、デザインを真似てた。
Photoshopを触るようになったきっかけはこれがきっかけなのかもしれない。こんなカッケーデザインしたい!って思ってた。丁寧にパッケージングしてたのもよかった。アートだなぁ〜って思ったなぁ。
みんなまだ世紀末を見たがっていた
時代は20世紀が開けたばかりで、終末思想に溢れたエヴァンゲリオンにどっぷりハマって居た。
フリクリなんて言っても誰も見ない。まだみんなエヴァの謎の話に惹かれて答えを求めたがっている。そんな時代だった。
おいらは問い続けたいタイプだったからフリクリがよかった。
これからどうしていくのか?っていう未来が描かれている気がした。
それでもやっぱり視聴者は終末思想に惹かれて居て、フリクリにも世界の終わりを思わせる物語をベースにしている。
メディカルメカニカのアイロンが世界を真っ平らにする。偏執的な平等主義団体と自由に生きるハル子(光域宇宙警察フラタニティ)これは社会主義陣営と自由主義陣営の戦いのようで面白かった。米ソ冷戦が終わって10年以上(当時)経っているのにまだそんな設定?って思うかもしれないけれども、実はそんなことどうでもよくてナオ太が終わると思っていた世界から放り出されて自由になってしまった世界をどう生きていくべきか?を問う作品に感じた。
やりたいことをやる
監督は本当にやりたいことをやったんだろうな。と感じていた。エヴァンゲリオン以上に自由な作品に見えた。
好きなものをいっぱい詰め込んだように見えた。好きなバンドや演劇の現団員、バイクや楽器など詰め込んでこれちゃんとまとまるのかよ!って思わせておいて最後は纏まった。今にして思えば人生で初めて出会ったアートなのかもしれない。
テレビの頭のロボットやアイロン、巨大な手。それだけでもアートでしょ!ほんとカッコよかった。憧れだった。自分自身もそうでありたいと思っていた。
でもまだまだ当時は高校生。知らないことが多くて好きなものなんてのも数えるほどしかなかった。
でもそれがよかった。おいらはあの時代にフリクリに出会えたから、こうしてやりたいことをやる人生を生きている。
そして18年が経って、今オルタナを見ている。
もっとフリクリの世界を見たいと思った劇場版オルタナ
結論を先に述べよう!これは良い。これからフリクリサーガ始まる予感がする。ナオ太マミ美とカンチが居なけりゃフリクリじゃないというイメージを払拭してくれた。さらに見たい!違う世界のフリクリが観たい!そう思わせてくれたのはとても嬉しい。
エモくてカッコよくてイミフそれがフリクリ。それさえあればフリクリ。
毎回言われてたフリクリってなんだ?っていうのが面白い。TarCoon☆CarToonって一体なんなのよ?の原点。
おいら大人になっちゃったんだね
ナオ太君がいるフリクリは大人が背伸びするとツノが生えるって病気です。というお話だったんだよ。
だから当時まだくそガキだったおいらはとても感動して見ていた。
ガキの目線からこうして大人になっていくのかなぁ〜って悩んでいた思春期の頃に見ていたから面白かったのかもしれない。
人物に恋しなかった
劇場版のフリクリの感想を率直にいうと、当時リアルタイムで見ていたほどの感動はなかった。
つまらなかった。人物も薄っぺらく感じる。
そもそもだよ?OVA版のフリクリのキャラクターに深みがあったのかというと、今思えば疑問だ。
あれはきっと、自分の思春期と重なっていたから感動しただけなのかもしれない。
登場人物たちのキャラクターにも魅力を感じなかった。
闇深さを見たいのだ
ペッツは別だ!彼女は可愛い。でもマミみほどのパンチもなければ闇の深さも感じなかった。
それはおいらが大人になっちまったからなんだろうか?
それはわからないけれども女の子4人の闇深さをもっと見たかった。
オルタナの設定はなかなかいい感じ
おいらの記憶が確かならば、OVA版フリクリのナオ太君が住んでいる街の疎瀬市は火星にあるはずなんだよ。アニメスタイルの対談記事で監督の鶴巻さんが言ってる。
鶴巻 『フリクリ』の時に、「ナオ太のいたあの星が、実は火星でした」っていうネタをずーっとやりたかったんだけど、最終的には落としたんですよね。ビックリさせるだけでテーマにも物語にもさほど絡まないし。でも、僕個人はそういうのが好きなんですよね。見慣れている思っていたものが実は違っていたんだと分かった瞬間、「あーーーっ」ってなる感じ。
http://www.style.fm/as/13_special/mini_070327a.shtml
OVAの劇中でも地球や火星という単語は一切出てこなくて、ずっとこの星と言っていた。でも劇場版ではやけに地球という言葉が出てくる。そして最後は地球脱出ときた。その設定が掘り返されたのを感じた時にこれはもしかしたらOVAの前日譚なのかなぁと感じたんです。
オルタナは前日譚なのかもしれない
OVAで語られたアトムスクに反応した腕輪や、小説版でしか語られていなかったけれども、アトムスク逮捕時に繋がれていた時の名残である腕輪。そして、アトムスクを追っているはずなのにアトムスクの話が出てきていない!
何もかも放ったらかしで始まる物語。それがフリクリらしくていいんだよ。ベスパがハル子さんのものじゃない。なんか色々気になるところがたくさんある。
あれってなんだろうが多い。
初めてフリクリを見たときも確かそんな感じだったかもしれない。
なんだこれ?って思って2回目から面白く感じた。
オルタナとプログレ
予告を見た。プログレの予告。オルタナとはまるで違う世界観に見える。
こう振り返れば近しくは感じるけれども、フリクリOVAとオルタナの雰囲気もまるで違う。そのおかげでフリクリの世界が広がったように感じる。
こうでなければフリクリじゃないっていう原理主義者には理解されないかもしれないけれども、あの世界の広がり方はよかったなぁ。
オルタナを見返すとさらにいろんな発見ができるかもしれない。
プログレはまだ。でも楽しみ。格好良さ前回バリバリ〜のバとリの間に。楽しみ。
プログレ見たら追記する!
メディカルメカニカのアイロンチャーム欲しい!