週刊キャプロア出版(第19号): パンダの理由

¥300

キャプロア出版のロゴにも描かれている「吐血するパンダ」。
数年来、何百回と「どうしてパンダは吐血しているのか」と問われてきたが、その答えは存在しない。――ならば、答えをつくってしまえばいい。

愛らしい存在に似つかわしくない「吐血」というギャップから始まったアイコンに、後づけの物語を与える試みが本号である。リーダーから執筆陣に繰り返し伝えられたテーマは「ハートフル」。結果として生まれるのは、きっと心温まるパンダの物語の数々である。

まだ白紙の原稿段階から始まったこの企画は、各人の想像力によって「パンダが吐血するに至った理由」を無数に描き出すだろう。悲しくも優しいストーリー、あるいは笑いを誘う逸話。そこにあるのは、理由そのものよりも「理由を物語る」という営みの楽しさだ。

どうかページをめくりながら、あなたなりの「パンダの理由」を見出してほしい。
そして、もし思ったほどハートフルでなかったとしても、どうか怒らないでいただきたい。パンダは繊細で、強く怒られると心のダメージでまた吐血してしまうのだから。

説明

私(きゃっぷ)がリーダーをさせていただく週刊キャプロア出版の第19号は「どうしてパンダは吐血しているのか」がテーマです。

キャプロア出版のロゴにもなっている血を流しているパンダは、すでに数年来、私が使い続けているアイコンなので、月に数回、年に数十回、これまでに数百回は「どうしてパンダは吐血しているのか」と聞かれています。
しかし、答えはありません。

そして、答えが無いのなら作ってしまえば良いじゃないかというのが、今号の目標であります。パンダに最も似つかわしくないものは何かと考えた時に、あの可愛らしさと相反する吐血しているという状態を思いつき、テキトーに口元に赤い線を引いたのが始まりなので、後付けで理由を付けようということです。

私から著者の皆さまへは、何度も繰り返し「ハートフルなストーリー」だと強調し、執筆依頼をさせていただきました。ですから、きっとハートフルなストーリーが満載で、ハンカチの用意が必要な作品ばかりで埋め尽くされていることと思います。

この文章を書いている段階では、まだ原稿は完全に白紙であるため、どんなストーリーが生まれてくるのかなんて分かりません。でも、きっとハートフルです。ハートフルなパンダの物語の作品集です。

では、皆さん、パンダが吐血するに至ったのか、その悲しくも心温まるストーリーの数々をお楽しみください。そして、悲しくもなく心が温まらなくても怒らないでください。あまり強く怒られると、心へのダメージによって吐血してしまいます。まぁ、すでに吐血してますけど!

ってことで、第19号も手に取っていただき誠にありがとうございます。

週刊キャプロア出版とは?

誰もが参加できるティールな出版グループ、キャプロア出版は上下関係も、売上目標も、予算もない!?従来のアプローチにない新しい試みから生まれたグループです。
出版に関する会議がFacebookのメッセンジャーグループ(キャプロア出版会議!)で交わされています。気軽なやりとりで、24時間いつでも好きな時間に発言が可能になっています。その時々のメンバーが気になった点を相談、新しいアイデアも議題として提出されます。そして、その時のタイミングで居合わせたメンバーによって会議が進行します。
出したい本を自分達で出せる組織がキャプロア出版。興味がある人はぜひご連絡ください。

書籍情報

週刊キャプロア出版編集部 (著), きゃっぷ (著) 形式: Kindle版

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07HGRSYFV
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/9/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 7.8 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません

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