週刊キャプロア出版(第16号): 家
¥300
建物は、外側の形や素材だけでなく、その内側に何があるかによって役割を変える。魚が並べば魚屋になり、医師がいれば病院になり、人が住めばそれは「家」となる。
けれども、家は単なる建物ではない。間取りや家具が違うように、そこに暮らす人々の営みや価値観が、それぞれの家のかたちをつくっていく。たとえ同じ設計で建てられた部屋でも、そこに流れる時間や生まれる物語は、決して同じにはならない。
すべての家族には、その家族だけの唯一のドラマがある。
「家とは何か」「家族とは何か」。
本号では、さまざまな視点から「家」をめぐる物語を集め、人間の生き様を照らし出す。読む人それぞれが、自らの「家」の記憶と重ね合わせながら、新たな問いを見いだす一冊となるだろう。
説明
建物の外側は、さまざまな色や形、素材がある。
その中に、何が入るかで、建物の役割は変わるのだ。
例えば、魚が並べば魚屋さん、服が並べば洋服屋さん、医者が入れば病院になり、電車が止まれば駅になる。
建物は、人が住むことで、家になるのだ。
家の内側もまた、さまざまだ。
部屋の数も違えば、台所の形も違う。
集合住宅などで、どの部屋も同じ間取りだとしても、家具や照明、内装など、家によって異なる。
家の中の人、すなわち家族の生活や好み、暮らしによって違いが生じるのだ。
暮らす家族もまたひとつとして同じものはない。
そして、すべての家族に、世界中でただ一つのドラマがあるのだと思う。
家ってなんだろう。
家族ってなんだろう。
さまざまな家のドラマに、人間の生き様を感じていただきたいと思う。
週刊キャプロア出版とは?
誰もが参加できるティールな出版グループ、キャプロア出版は上下関係も、売上目標も、予算もない!?従来のアプローチにない新しい試みから生まれたグループです。
出版に関する会議がFacebookのメッセンジャーグループ(キャプロア出版会議!)で交わされています。気軽なやりとりで、24時間いつでも好きな時間に発言が可能になっています。その時々のメンバーが気になった点を相談、新しいアイデアも議題として提出されます。そして、その時のタイミングで居合わせたメンバーによって会議が進行します。
出したい本を自分達で出せる組織がキャプロア出版。興味がある人はぜひご連絡ください。
書籍情報
形式: Kindle版
登録情報
- ASIN : B07GWYL98X
- 発売日 : 2018/8/27
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2.9 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 80ページ
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